マイナス12度ポルシェ992GT3「真冬と雪でポルシェは使えるのか?」専門誌でも叶わないインプレションおそらく日本では初届きました。
マイナス12度ポルシェ992GT3「真冬と雪でポルシェは使えるのか?」
専門誌でも叶わないインプレションおそらく日本では初届きました。
まず、空冷ポルシェに場合には国内のメーカーのサイズ対応が可能ですので、ブリザックなどのコンパウンドの柔らかいタイヤを選択すれば、ガチガチのアイスバーン以外は全く不安はありません。水冷の高インチタイヤにはスタッドレスで国内メーカーのサイズのスタッドレスタイヤはありません。ヨーロッパのピレリがほぼ唯一のサイズ対応出来る選択肢となります。
ピレリのWINTER SOTTOZERO™ 3はハイエンドのプレミアムな自動車用の冬専用として開発されていますが、扁平率30%の315R21となるとゴムを柔らかくするとタイヤ剛性が保てず、日本製のスタッドレスに比べてかなりコンパウンドが硬いタイヤになります。従って、①駆動については圧雪路とシャーベットで問題なく使える、アイスバーンはかなり厳しい、静止から駆動の交差点でのアクセルワークは慎重に②制動には注意が必要車間距離をかなり空けて運転する事が望ましい③国内スタッドレスもピレリもカーブ=タイヤの斜め及び真横はトレッドパターン的にスリップしやすいので、急ハンドルと速度変化には本当に注意しなければなりません。が、911でのスノーライフは可能です。カレラ4なら、さらにはサファリなら低速での車の姿勢やアクセルワーク、ブレーキを学ぶには非常に楽しい限りです。
今朝はマイナス12℃でしたが、エンジン始動、油圧温度などに問題ありませんが、水温計が50℃程度まで上がるに10分程度かかりますので、事前にアイドリングを長くしないといけません。唯一寒冷地のバッテリー問題も992からはリチウムイオンバッテリーなので鉛のバッテリーよりも寒さには強いものの、このバッテリーは一回上がるとリチャージ出来ないので3週間以内に必ずエンジン始動が必要です。
以上911で雪道をいくこと真冬の寒さ自体は問題ないですが、やはり、融雪剤の塩カルのサビ影響は一番問題です。雪国での使用には塩カル害防止コーティングしておくことが望ましいでしょう。
上記がクレヨンポルシェオーナーから私に届いたインプレションです。
私には書けない細かな内容です.私が乗ってもこれだけの文章能力が無いので.今回は特別に
許可を頂きガレージクレヨン ホームページ及びFBサイトにアップいたしました。
ポルシェは乗って楽しみ.自然と笑顔してくれる。
一生懸命働いた大人のご褒美。少しでも心配の少ないポルシェを目指します。
SINCE1979
お陰様で創業43周年 ガレージクレヨン 頑固親父岡本 孝